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間違った勉強法

  • johnny-osoro
  • 2024年5月17日
  • 読了時間: 1分

 【受け身の姿勢】をとにかく避けることだ。

 一人で勉強しているときの態度が受動的だと、うまくいかないことが多い。これは、受け身の姿勢のままインプットした情報は頭の芯にまで届かず、結局、何も痕跡が残らないからだ。

 例えばリスニングの勉強では、聞き流すだけの練習はNG。注意力を音声に向けないと、音が頭を素通りしてしまい、これは何も聞いていないのに等しい。「受動的に聞く」ことはできない。同じように「受動的に読む」こともできない。文法的な構造や意味のまとまりに意識を向けていないと何の足しにもならない。

 これを防ぐためには、意識を目の前の教材に向けることが大切だ。静かな環境に身を置いて、マルチタスクを避けること。勉強は形だけを取り繕っても身にならない。自分のしている勉強を中身のあるものにするには、注意力を目の前の英文に向けることが肝心だ。「なんとなく」「形だけ」勉強しても意味が無い。

 洋楽が好きな人でも、聞き流すだけでは永遠に歌詞を聞き取れるようにはならない。小説をよく読む人でも、なんとなく読んだものはすぐに内容を忘れてしまうはず。音声でも文字でも、それに好奇心を持って意識を向けることが、インプットを成功させるのに不可欠だ。



 
 
 

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